こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
この本、
最近書店の子育て本コーナーでは、
かなり目立つ場所に置かれています。
つまり、売れ筋・・・というところでしょう。
なぜ、この本がそんなに売れるのかなあ?
「世界標準の子育て」by船津徹
ダイヤモンド社
予想1:標準というタイトルに惹かれた
予想2:著者のプロフィールに惹かれた
予想3:世界中の子育て・・というコピーに惹かれた
と勝手に予想し、本書を読みました。
そして、読後の印象に残ったことは次の3つ。
1.世界標準の3つの条件とは?
2.日本人が陥りやすいあやまちとは?
3.発達段階と子育ての関係とは?
説明に入る前に、簡単に著者に触れておきます。
プロフィールもグローバル!!?
会社勤務を経て、幼児教育を学び英語教材の作成を行った後、
独立してハワイ州へ移住。
そこで、独自の教育プログラムを考案し、
ホノルルに TLC for Kids を設立。
校長として自らも子どもの教育に携わりながら、
トーランスと上海にも姉妹校を設立する。
すごいのは、
ここの卒業生が難関大学に入学を果たし、
グローバルに活躍しているとのこと。
その実績から、入学は順番待ちという人気を博しているそうです。
恥ずかしながら、
私はこの方のお名前は本書で初めて知りました。
世界的人材を育てる海外に住む日本人教育者・・・
とでもいえるのでしょうか?
では、先にあげた3つのことについて書いていきます。
著者は次の3つを、世界標準となる条件と考えています。
(1)自信
「自分はできる」という自信は、困難にもくじけない
タフネスさの源になります。
加えて、積極的で前向きな性格が育ちます。
つまり、チャレンジする「勇気」と「根性」を身につける
ことができるのです。
(2)「考える力」
変化の激しい社会においては考える力が必要です。
情報を見極める力・常識を疑う力・未来を予測する力・
多面的に考える力等 「考える力」を身につけていないと、
情報や社会の変化に振り回されてしまいます。
時代の変化に対応し、自分らしく生きるためにも
「考える力」を育てることが重要なのです。
(3)「コミュニケーション力」
多様な文化や考え方が身近なものになってきた現代、
その中で、周囲の人達と信頼関係を育むためにも、
コミュニケーション力が必要です。
加えて、自分の願いを実現するためにも
仕事をスムーズに進めるためにも、
コミュニケーションは欠かせない、
重要な力なのです。
子育て中の方は、この3つの力を育てているか、
考えてみてください。
もし、これらがうまく育っていないとすれば、
日本人が陥りやすい罠にはまっている可能性もあります。
そのことについては、次号に続きますね。
ここまで、読んでくださりありがとうございました。
「世界標準の子育て」by船津徹
ダイヤモンド社
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