こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
「モンテッソーリ流『自分でできる子』の育てかた」
by 神成美輝(日本実務出版社)
この本を読んで心に残ったことは次の3つです。
1.「敏感期」の目的と対応
2.「観察」→「発見」→「見守る」で育つ子どもの才能
3.子どもが育つ環境の整え方
昨日の記事では、1.について書いたので、
今日はその続きを書きます。
2.「観察」→「発見」→「見守る」で育つ子どもの才能
モンテッソーリ流の大切な考えとして、
『観察』があります。
親は、科学者のように子どもの姿をよく観察し、
それにあったサポートをすることが大切です。
『観察』では、
「興味の対象」「方法・行動」「待つ」「共感」
をキーワードによく観ると、
よい効果につながると感じました。
例えば、
「興味の対象」を知ることで、
その子に備わった才能に気づき、伸ばすことが
できるかもしれません。
「方法・行動」を見守ることで、
失敗しながらよい方法を見出していく過程を学び、
自ら考え、行動する習慣が育つでしょう。
「待つ」のは大人は苦手ですが、
時間がかかっても本人の判断を待つことが、
考える力をつけるために役立ちます。
そして、「共感」。
子どもは、思いやがんばりに共感してもらうことで、
自分への自信を培い、チャレンジ精神が育つことにもつながります。
つまり、『観察』から始め、
子どもにとってのよりよい支援をすることが、
親の大事な務めなのだと思いました。
3.子どもが育つ環境の整え方
本書では、モンテッソーリ流の保育を実施している
園の環境を紹介しつつ、
『環境』を整えることが、
重要な支援であることも説いています。
ここで大切と思った環境は2つです。
それは、物と人です。
物の面では、できるだけ使いやすい物や本物への
こだわりから選んでいるそうです。
道具が適切であれば、
それを扱い、生活に役立てることで、
子どもの成長は促進されるということです。
人も大切な環境です。
子どもは身近な人から様々な事を学びます。
言葉遣いや日常の習慣、
もしかしたら考え方も似るかもしれません。
だからこそ、
子どもの才能を伸ばすために、
周囲の大人はどう振る舞うかということも
考えて接することが重要なのです。
わが子を「自分でできる子」に育てたい、
そう思う親は多いと思います。
モンテッソーリ流のこれらの工夫を
我が家の子育てに生かすことで、
子どもも親もHappyな子育てができるのではないかな?
って思いました。
私もたくさんの子どもたちと接する身。
しっかり役立てたいと思います。
読んでくださり、
ありがとうございました。
いい本ですよ。
ぜひ読んでみてくださいね。
「モンテッソーリ流『自分でできる子』の育てかた」
by 神成美輝(日本実務出版社)