夏休みの宿題はやらなければならないの?

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

先日、SNSで「夏休みの宿題」に関するニュースを2つ見つけました。

1つは、ネット上で読書感想文や科学作品などが売り買いされていること。

もう1つは、ニュース番組でキャスターが「夏休みの宿題は不要」発言をしたこと。

これらのニュースでは夏休みの宿題に対する意識にも触れられていて

興味深いなあと思いました。

SNSに見られた意見

まず、ない方がいいという意見をざっくり集約すると、

・休暇なのだから、自由に関心があることに時間を使えばよい。

・親が忙しくて宿題を見てあげられない。

・宿題,宿題で忙しくて、好きなことができない。

そして、あった方がいいという意見も同様に、

・ある程度強制力は必要。

・なければ子どもは勉強しない。

・仕事でも締め切りがある仕事への姿勢が身につく。

これらもどっちもどっちですね。

私の意見

実は、「なんで勉強しなきゃいけないの?」と同じように、

納得解が必要だと思います。

そしてここでも問うべきことは、

「夏休みの宿題をする意義とはなんだろう?」です。

主なものを3つあげます。

①学習習慣の定着

②既習事項の復習とこれからの学習の予習

③決められたことの意図を理解してやり遂げる能力の育成

①②は説明せずともわかると思います。

でも、これらは、「宿題でなければいけないか」というと

そうではないと思っています。

自主的に課題を定めて学習するのであれば宿題でなくてもよいと考えています。

但し、それらができないだろうということから、「宿題」として存在しているのでしょう。

逆に言うと、日頃からこれらができるような習慣が身についていれば、

「宿題」は必要なくなるし、こういう問答も同様に不要だと思います。

③については、仕事をしている方は感じる部分もあると思います。

与えられた(依頼された)仕事を期限までに完成させて相手に提出する、

ということはよくあります。

ここでの成果は、仕事の評価だけでなく、その後の仕事の可能性にも結びつきます。

ですから、その仕事の意図を理解し、期限までに段取りを定め、

その計画にそって必要に応じて改善しながら、作業を進め、期限までに完成させる。

という力を「宿題」の経験を借りてつけておくことは役に立つと思います。

しかし、しかし、ここでもこれを自主的な課題として行う力があるならば、

やはり「宿題」に囚われる必要はないと思います。

夏休みをどう過ごすのか?

そしてもう1つ問うとよいのは、

「夏休みは自分にとってどんな意義があるのか」だと思います。

・日頃できない体験をする時期

・ゆっくりと時間を過ごし、心身ともに休める時期

・思いっきり遊びリフレッシュする時期

と様々あるでしょう。

その方針を根っこに据えた上で、先の「宿題」をどうするかを

考えることも必要だと思います。

日頃体験できないことをする時期と思うのならば、

その「体験」を軸にして、自主的に課題を決めて学習に取り組めばよいのではないでしょうか。

もちろん、①②も含めたスケジューリングをすることも大切です。


と考えていくと、やはりこれにも正解はないのかなと思います。

だから、人の意見に同調したり批判したりするのではなく、

自分の納得解を持ち、それを行動につなげる方がよっぽど生産的です。

私は教員ですが、夏休みの宿題はなくてもいいと思っていました。

自主的な学びや活動を充実させて欲しいですし、

2学期に入ってから宿題に対して時間をとられるのも

あまりよいとは思わないからです。

しかし、今回のニュースで改めて「夏休みの宿題」について考えたら、

「よい」「悪い」よりも、

いかに充実した期間にできるかの指導・支援が大切だと

思うに至りました。

子どもも、親も、教師も、自分事として考え、

納得できる取り組みをしていけるといいなと思います。

読んでくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

みこりん