こんばんは
マナビツナグヒトのみこりんです。
読書感想文のコツ2つ目は、
組み立てを知ることです。
これはとてもシンプル、
1.はじめ
2.なか
3.おわり
この3ステップだけです。
ではもう少し説明を加えます。
1.はじめ
全体の20〜25%程度でよいと思います。
ここでは、本を読んだきっかけや、
本の簡単な紹介をします。
紹介はあらすじをざっと書けるとよいのですが、
実は、実際に子ども達の読書感想文を見ると、
このあらすじだけで80%くらい書けてしまうことが
多くあります。
なが〜い本の紹介のあとに感想一言。
労力はわかりますが、肝心の感動が伝わらない
残念な感想文になってしまいます。
なので、あらすじは要注意。
ここは、全体の60%くらいをとります。
感想文のメインと言ってもよいでしょう。
ここでは、特に心に響くことを中心に書くことが
大切です。
例えば、
・印象に残ったこと
・気持ちが大きく動いたこと
(おもしろい!、悲しい!、驚き!、なぜ!?・・・など)
・大切だと思ったこと
・好きな場面や好きな言葉
があります。
これらについて、説明や自分の考えを付け加えて、
文章化するのです。
自分の思いについては、
自分と重ねて考えると、
より生き生きとした文章になると思います。
ここは、全体の15〜20%くらいでよいです。
短くても、ピリッと印象に残る
書きぶりができると最高です。
感想文のまとめの部分ですから、
読んだ内容や感じたことを活かして
次のようなことを書くとよいと思います。
・自分が考えたこと
・これから、じぶんがどうしたいか
・作者のメッセージ
・読む前と読んだあとの気持ちの変化
などです。
できれば2つくらい組み合わせるとよいでしょう。
主題に関連した内容が入ると更にグッド!!です。
この3ステップにそって書けば、
自分の思いがわかりやすく表現できると思います。
でも、
その中身に苦労するんだ・・・という声も聞こえてきそうです。
次回は、読んで思ったことをどう書いていくか、
をテーマに書きます。
読んでくださり、ありがとうございました。