こんばんは
マナビツナグヒトのみこりんです。
週末、
「読み聞かせがもっと楽しくなる絵本のお話」
というイベントを開催しました。
講師は、2月に訪問した名古屋の絵本賢者こと、
優有(ゆうゆう)さんです。
この会は、
知り合いへの口コミと、書店からの案内だけで、
あまり宣伝をしませんでした。
その効果か???
集まったのは、実際に小学校で読み聞かせや、
読書支援に携わる方々で、
「読み聞かせに活用していただきたい」
「絵本のディープな魅力を知っていただきたい」
という、私たちのねらいにど真ん中!!!
最初から最後まで、深あ〜いお話に
どっぷりと浸った2時間となりました。
動きがある絵本を使った読み聞かせの紹介から始まりました。
楽しい動きと語りに、皆さんの目が釘付け!
そこから、
・絵本に関するお話
・こだわりの絵本紹介
・絵本のセレクトについて
・発達段階と絵本
・読み聞かせの手順
・子どもの目を惹き付ける読み聞かせのコツ
一気に話が進んでいきました。
参加者のみなさんは、
ポイントをメモしたり、
紹介された絵本を手に取ったりしながら、
真剣にお話を聴いていらっしゃいました。
経験も知識もある程度お持ちの方々だったためか、
時折、ハッとするような質問もあり、
かなり突っ込んだ話となりました。
ある方は
「子どもの心をつかむため、工夫できることが
たくさんあることを教えていただきました。
読み聞かせをしている人の役割についても
お話しでき、刺激になりました。」
と学んだことを振り返っていらっしゃいました。
幅広い知識と様々な実践から組み立てられた
優有さんのお話はとても説得力がありました。
目から鱗???の読み聞かせ
講座では、
読み聞かせについての論理的な説明に、
目から鱗!!が落ちました。
ある方は、
「絵本についてはある程度知っていたけれど、
読み聞かせは自己流だったので、
その理論がわかって勉強になった」
とおっしゃっていました。
私が印象に残ったのは、
読み聞かせの準備についてです。
☆絵本にめくりぐせをつけておく。
タイミングよくページを送れるように、
しっかりと絵本を広げてみせられるように、
1ページ1ページ丁寧にくせをつけていくそうです。
☆子どもが集中する環境を作る
照明などの明るさ。
子どもが見やすい目の高さ。
集中が途切れないような背景。
(服装や壁の模様、掲示物などに注意がいかないよう
配慮をするのだそうです。)
ね、皆さん知ってました???
どんな本でもよいかというと、
読み聞かせに合う本、合わない本があるようです。
細かいところまで描き込まれた絵本は、
見ていて楽しいですが、
これは個々に楽しむ、
或は1対1で読み聞かせるにはよいけれど、
集団に対しては遠目になってしまって
よく見えないために、
その良さが却ってマイナスになってしまうそうです。
この会は、前回の訪問時に
「お家読書会で絵本の会をやりましょう〜!!」
という約束から実現したものです。
本当にできるとは思わなかったので、
実際に開催できたことや、
必要な方に有意義な出会いの場を設けられたことが
本当に本当に嬉しいです!
最後にもう1名の感想を紹介します。
「私も、先生のように自分から楽しんで
読み聞かせをしていきたいと思いました。」
学びをつなぐ活動、これからもがんばります。
長文、読んでくださりありがとうございました。