私が教壇に立つのですか?晴天の霹靂のごとくそのメッセージがやってきました。中学校で授業をする、お手伝いでも助手でもなくて講師として授業する。人間追い込まれると必死になるものです。
こんにちは
マナビツナグヒトのみこりんです。
ミッションは、「世の中に子どもの笑顔を増やすこと」です。
私が教壇に立つのですか?
晴天の霹靂のごとくそのメッセージがやってきました。
中学校で授業をする、
お手伝いでも助手でもなくて講師として授業する。
まんが教育の導入でもある大切な100分を預かるのです。
スケジュールを見たら、
2、3年生のメイン講師として名前が入っていました。
人間追い込まれると必死になるものです。
事前の打ち合わせでねらいや留意点を確認し、
授業の進め方マニュアルとモデル動画を見ながら、
授業の流れを頭にたたきこみました。
元々教員なので、子どもの前で話すことには抵抗がありません。
心配だったのは、プログラムの質を落とすことなく、
子どもたちの学習活動をファシリテートできるかどうかでした。
今まで、松田純先生のもとで学んだり、
元勤務校でまんが教育を実践したりしてきたので、
核となる部分は理解しているつもりです。
それでも、勝手の違う中学生にいい授業を展開できるのか、
不安や重圧を感じていました。
しかし、始まったら進むのです。
中学生たちがとても素直で、
前向きに活動に取り組む子どもたちであったこともあり、
初めての大役を果たすことができました。
今回の活動では、
イラストを使った自己紹介と、
スマイルスイッチという課題解決のためのワークを行いました。
この活動で大きな特徴であるのが、
イラストと感情を使って自分の心にある思いを見える化する手法です。
自分が本心で思っていることや持っている能力は
意外と自分にはわからないものです。
だから、
「何をやればいいのかわからない」
「自分には何もできない」
そう言ってしまう子どもが多いです。
しかし、本当はみんな持っているんです。
ただ、そこにたどり着く方法と経験が足りないだけなのです。
まんが教育では、独自のメソッドを使って、
そういう心に入り込み、絵と言葉で目の前に描くことができるようになります。
もう1つの特徴が、禅マインドフルネスです。
心を整えるためのワークとして、短い時間ですが瞑想を行います。
瞑想により、雑念を外し自分の心をよりクリアに見えるようにするのです。
初めはざわついていた子もいたのですが、
これらのワークに取り組んでいくうちに、
どんどん表情が変わっていきました。
教室の空気も落ち着きポジティヴな反応が増えました。
子どもたちが自分の心に気づけた瞬間でした。
学校の教員を辞めた私が、
別の学校で授業をしている、、、。
とても新鮮で懐かしい気持ちになりました。
今後、松田純先生が開催するYUME☆KAKIジャパンの一人として、
この強力なメソッドを他の学校や先生、一般の方々に
体験していただく機会を作っていくつもりです。
その時はこのブログでもお知らせしていきます。
読んでくださりありがとうございました。