問題行動への対応が続いています。
この時期、特に高学年(小学生)は気持ちが不安定になりがち。
思春期?卒業への不安?自分への不満?などなど、
いろいろ理由はありますが、
不安定なときは問題行動に走っちゃう子もいます。
時には親御さんを呼び事情を説明することもありますが、
その態度もまちまちです。
怒る、あきれる、無関心、笑う(?)、泣く。。。
今までの対応の中で、
子どもの前で泣ける親御さんだと、
その後の立ち直りがスムーズにいきます。
つまり、同じことを繰り返さない、
気持ちの切り替えや行動を改めることが
できるということです。
問題行動を起こすきっかけは、
「面白そうだから・楽しそうだから」という好奇心。
「止められない」という衝動。
「どうせこれくらいやったって・・」という自暴自棄
「◯◯もやってるから」という群れ現象
等が多いです。
「感情」が動くことにより、
行動へのきっかけとなるのです。
でもこう思うだけならよいのですが、
実際に行動に移すか移さないかが分かれ目になります。
やる・やらないを決めるのが「思考」です。
「先生、申し訳ありませんでした・・・」
と我が子の問題行動に対して涙する親御さんの姿は、
まだこの時期の子どもの胸にはガツンと響きます。
もちろん、
自分のための涙ではダメです!
子どものための涙です!!
子どもの行動を悲しみ、親として謝罪する姿が、
子どもにとって響くのです。
(子どもはそれくらい見分けられますからご注意を)
これは、かなりの抑止力になります。
大体、問題行動をする前は、
何も考えていない、
あるいは、善し悪しの判断が甘いことが
多いのです。
だから、行動する前の「思考」の時点で、
「やらない」と判断しブレーキをかけるためにも、
抑止力になるものが必要です。
親御さんの姿や思いは一番の効果を発揮します。
とどのつまりは、
親子が真剣に向き合える関係かどうかに
かかっていると思います。
読んでいただきありがとうございました。