7つの習慣を授業する〜自分の中心はなんですか?〜

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです

自己啓発書として余りにも有名な

「7つの習慣」byスティーブン・R・コビィ

毎月読書会に参加しながら

勉強を続けていますが、

なかなか自分に活かすのが難しいです。

でも、

子ども達にもこういう学習をさせたいと考え、

学期に2回ほど時間をいただいて

5年生の道徳として授業をさせていただいています。
なぜやるのか?

それは、

「自分の生き方について自分の頭で考える力を

つけてほしいからです。」

授業中は話し合いを多くとります。

それは、

「人の考え方との違いに気づき、

その価値も受け容れたり、参考にしたり

できる人になってほしいからです。」

1学期は、パラダイムシフトについて学習しました。

今週、担任のお休みに合わせ、

1時間いただき原則について授業をしました。

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授業の流れは、

「7つの習慣小学校実践記」渡邉尚久著(キングベアー社)を

かなり参考にしています。

今回は、原則を考える1回目。

「あなたの中心はなんですか?」

を主発問としています。

「中心」とは、

「行動したり考えたりするときにもとになるもの」

と説明しています。

様々なものを中心に据えた場合の問題点を

グループで話し合わせます。

本物の7つの習慣では、

「第2の習慣」にこの場面が出てきます。

そこで中心に据え、考えているのが、

「配偶者」「家族」「お金」「仕事」「所有物」

「娯楽」「友人」「敵」「教会(宗教)」「自己」

です。
しかし授業では、

5年生という実態から、渡邉先生が記したものを

考えさせていきました。

「お金が中心だとトラブルが起きる」

「自分中心だと自分勝手な人になる」

「勉強中心だと、遊ぶ時間がなくなる」

と子ども達の感覚に即した意見がでてきました。

全グループの発表が終わった後、

私が考えたそれぞれの課題も提示しました。

子ども達の爆笑を誘ったのが、

「趣味が中心だとお金がかかりすぎる」

「学校が中心だと、毎日が学校で休みの日がなくなる」

1つのものに偏ると弊害が出ること、

他とのバランスがくずれること、

実感できたようでした。

この時間は

「では、何を中心にしたらよいのだろう?」

と投げかけて終わります。

「脳」「身体」「生活」・・・と

子ども達は自分が考えたことを言っていました。

でも

「これは難しいから時間をかけて考えようね」

と言って終わりにしています。

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感想を読むと、

「人それぞれ中心にしたいものが違う」

「自分の中心を考えたことがなかったからよかった」

「これから中心になるもののデメリットも考えて生活していきたいです」

等とありました。
子ども達は子ども達なりに、

7つの習慣を理解し実行する力があるように

思います。

少しでもそのエッセンスを一緒に学ぶ時間を

作っていきたいと思いました。
読んでくださりありがとうございました。

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この記事を書いた人

みこりん