こんばんは
マナビツナグヒトのみこりんです。
子ども達をめぐる問題は様々あり、
その一つひとつと対峙する中で時にやるせない思いに
なることもあります。
どんなに言葉を尽くしても、
どんなに寄り添おうとしても、
それが上手く届かないし伝わらない。
悩んでいる時に、
なるほどと思える文章に出会いました。
〜ポジティヴなメソッドというのは、
日なたを歩くのにはいいけれど、
日陰を歩くのには適していなくて、
長い間、日陰が続いていく人には、
はっきり言って役に立たないです。〜
これは、引きこもりカウンセラーの石和実さんの
メルマガの一文です。
これを読んで、
私の言葉や態度は、相手にとっては役に立たないもの
だったんだろうなあと考えました。
この文章は次のように続きます。
〜日陰には日陰の歩き方があるし、
人生には時には、
日陰を歩き続けるしかない時期もあるし、
たとえ今は日なたに出られなくても、
息をしている以上は、
生きていかなきゃいけない。〜
石和さんは、会社での不適応、鬱病から
引きこもることになりました。
しかし、社会生活に適応するまでの試行錯誤を重ね、
現在は社会復帰を果たした体験を活かし、
引きこもりの方や家族へのカウンセリングをされている方です。
どんな言葉かけや行動が、
日陰の時に役に立つのかを身を以て知っている方です。
私が今まで生きてきた中では、
日陰の時期もありました。
確かにその時はポジな言葉が痛かった記憶も
あります。
辛い思いをしていたり悩んでいたりする方へは、
相手の状況をよく鑑み、
ポジだけではなく、
ネガティブな働きかけも
考えたいなあと思いました。
無理に上げようと思わずに、
今のままでいいんだよ、
ってところから接するように
したいと思います。
力を得た人はきっと、
今のままから、
自ら一歩を踏み出せるようになると思います。
そうなれるような言葉や働きかけを
できるようになりたいです。
読んでくださりありがとうございました。
引用:石和実公式メルマガ 11月25日号より