コーチングで、クライアントの安心感が必要な理由と作る方法

コーチングでは、クライアントからありのままを話していただくことが重要です。

そのために、クライアントが安心して話せる関係や環境を作ることが

とても大事だと思っています。

コーチングで、クライアントの安心感が必要な理由

コーチングセッションにおいて、

クライアントの安心感が必要なのはなぜなのか?

それは、コーチングセッションの過程に関係があります。

セッションでは、クライアントとコーチの間の対話が、

クライアントのオートクラインを促し、クライアントの気づきへとつながっていきます。

オートクラインとは、元々は医学用語なんです。

「細胞からの分泌i因子が、分泌した細胞自体に作用すること」と意味しています。

コーチング用語では、

「クライアントが自分が発した言葉を自分で聞き、なんらかの気づきを引き起こすこと」

となります。

誰かに話をしているときに、話の途中で

「あれ!そういえばこんなことがあったっけ」って

自分の言葉をきっかけに何かに気づいた経験はありませんか?

それがオートクラインです。

人って、自分がわかっていることを話しているときはいいのですが、

誰かに質問されたり、誰かの言葉に刺激されたりして、

新たに考えや思いが浮かぶことがあると思うのです。

これも、そのままにしておくと通り過ぎちゃうのですが、

一旦言葉にしてアウトプットをすると、

その言葉を通して自分から出てきた考えや思いに気づくことができます。

コーチングセッションでは、

クライアントにこの状態を起こしてもらいたくて、

たくさん考え、たくさん話をしてもらうようにしています。

それを促すのが、質問や承認、フィードバックといったスキルです。

しかし、どんなにスキルを使っても、

効果的な質問をしても、

クライアントさんが安心して話せない場や相手に対しては、

思ったことをそのまま話すのに抵抗が生じます。

すると思考や言葉にブロックがかかり、

気づいてもらうためのアウトプットができなくなってしまうのです。

だから、安心して話せる場づくり、関係づくりは、

クライアントのためにもとても重要なことなのです。

最近、この安心感を強く実感する出来事がありました。

コーチングプレイス ではコーチの自己基盤を整えるという講座も行っています。

私は受講しているのですが、その課題として、

毎月自分の中にある未完了や気になっていることを話す、

というものがあるのです。

コーチングセッションも受けていますが、

それとは別に一緒に受講しているコーチ仲間に

自分の未完了や感情について話すことですっきりと整理されることを感じています。

安心して話せるからこそ、思ってもいなかった深いところまで気づき、

それを解消させることができるのです。

つくづく、安心感の中で受けるセッションの効果を

実感したところなのです。

コーチングでクライアントに安心してもらうためにするといいこと

では、コーチングセッションで、クライアントに安心してもらえるために、

どんなことを心がけたらいいのでしょう。

私が心がけていることを例に2つお伝えします。

コーチングではクライアントに安心してもらえる関係づくりを心がけます

一つは、関係づくりです。

コーチに対する信頼の気持ちを持ってもらえるように努めます。

これは、継続セッションを受けてくださる方とは、

回数や時間を積み重ねることで、

徐々にお互いのことがわかり、信頼関係を作ることができます。

ただし、セッションを単発で行う場合や初めての場合は、

最初はコーチを信頼していいかわからない状態です。

緊張感や硬さが感じられることもあります。

その時に、少しでも安心していただくために、

・笑顔

・相手を読んでほしい名前で呼ぶ

・相手のペースで話を進める

・相手の言葉を受け止める

ということに気をつけています。

継続セッションであっても、

はじめの5分~10分間くらいは、

クライアントの緊張をほぐすための時間として、

話しやすいことを話していただき、

それをしっかり聞いて笑顔で返すことで安心感を得てもらえるようにしています。

コーチングではクライアントが安心して話せる環境を作ります

もう一つ心がけていることは、場づくりです。

対面セッションの場合は、

ゆったりとしたラウンジや仕切りのあるカフェを選ぶようにしています。

邪魔にならず、自分のことも気にされずに

そこそこ人の存在感がある場の方が、

ちょっとしたおしゃべり感覚というリラックスした気持ちを感じてもらえると思うからです。

マイサロンがある方ならいいですが、そうではない私の場合、

セッションの場を外で探すときは、リラックスと秘密が保たれる場

ということを頭に置いて選ぶようにしています。

加えて、席はどこにするか、そこから見える景色はどうか、私はどの場に座るか、

というのも実際にクライアントさんにその場で体験していただいて決めています。

自分で決めていい、ということも安心できる条件の一つになります。

最近はオンラインがほとんどなのですが、

オンラインでも場づくりとして気をつけていることがあります。

それが、余計な音が聞こえないようにすることや、

不安を感じさせるものを目に触れないようにすることです。

ある方に、ドアが開いていると気になる、と言われたこともありました。

また、背景がごちゃごちゃしているのも、気持ちがそれると言われたこともあります。

ですから、画面に映る景色や自分の位置、映る角度なども気をつけています。

そして、クライアントに聞こえるように話す、分かるように笑顔を見せる、

そういうことも場づくりの一つとしておこなっています。

コーチングで、安心してセッションを受けるためにお試しを利用するといい

コーチングで、クライアントが安心して話せる状態を作る大切さや

その具体的な方法について書いてきました。

最後に、セッションを受けるクライアントに一つおすすめしたいことがあります。

それは、お試しセッションを受けてみることです。

コーチングセッションの案内を見ると、

初めは無料とか、安価な価格でのお試しセッションを行っている方もいらっしゃいます。

だから安心できるコーチを選ぶ手立てとして、

お試しを利用するのも良いと思うのです。

また、口コミや知り合いを通して紹介してもらう、というのもいいと思います。

ブログやSNSなどの発信を見て、決めることもいいですね。

手前味噌ですが、私も30分1000円のお試しセッションを提供していますので、

よかったら利用してみてくださいね。

https://micorin55.com/coaching

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この記事を書いた人

みこりん