こんばんは
マナビツナグヒトのみこりんです。
昨日は、
「見て見て」「聞いて聞いて」を連発する
子ども達について書きました。
今日は、
その一歩先をいく
難しい年頃の子たちとのつき合い方です。
本当は見てほしいのに、聞いてほしいのに、
それを言えずに
イラっとする言葉を言う子がいます。
1つは、発達障害にかかわるもの。
どういう風に人と関わっていいかわからないので、
とんちんかんなことを言ったり、
人を苛立たせる言葉を言ったりします。
そういう時は
「意訳」をするといいですよ。
例えば、
「ウザい」→「もっと声かけて」
「は、知らねえし」→「何と答えればいいのかわからないの」
「めんどくさっ」→「どうやればいいか教えて」
などです。
まあ、国によって言語が違うのと同様で、
人によってニュアンスは変わります。
でも、
その子の発達の特性や、反応の仕方を
知っていれば、その子に合った意訳を
することができます。
2つ目には、
関わり方がわからないという子もいます。
生活経験、言語環境など、
幼い頃の訓練が足りないと、
関わり方も偏ってしまいます。
私の顔を見ると、
「冷やかし」を言う子がいます。
言葉や行動の揚げ足をとったり、
本人はユーモアと思ういやがらせを
口にしたりするのです。
始めの頃は、
かなり痛手を受けました。
でも、
関わり方がわからない、
これがいいと思っている、
ということがわかってきました。
こういう場合は、
根気づよく教えていくしかありません。
但し、高学年になると、
素直に学ぶよりも友達に流された方が楽しい、
という反応を示す子もいます。
できるだけ早いうちに、
人とのよい関わり方を身につけさせたいものです。
もう1つ、
一番深刻な場合があります。
これは、
自分を諦めてしまう子です。
「どうせ・・・ムダ」
「自分なんかいなくたっていい」
そんな思いが心の中に住みついていると、
人とも関わりたくなくなります。
自己肯定感が低い子どもは、
こちらから働きかけても、
恐ろしいくらいに反応がありません。
この場合が一番心配です。
どんなつぶやきでも、
聞き逃さずに、受け止め返すという
経験をたくさんさせることで、
自分の話も聞いてもらえることや
認めてもらう嬉しさを実感させることが、
大事だと思います。
あとは、「反抗期」というのもあります。
これは成長の一過点なので、
諦めていや、喜んでつき合いましょう。
いずれにしても、
素直に言えない子ども達の
モヤモヤした心の中をすっきりさせて
あげたいなあ。
先に怒っちゃわないように気をつけないと
いけませんけどね。
読んでくださり、ありがとうございました。