こんばんは
マナビツナグヒトのみこりんです。
食事のあいさつと言えば、
「いただきます」
給食の時間、子ども達の定番のあいさつが、
「給食当番さんごくろうさまでした。
残さず食べましょう。
いただきます。」
です。
このあいさつから感じ取れるのは、
給食を用意してくれた人への労いや感謝だと思います。
実は、
「いただきます」にはもっと深い意味もあるといいます。
それは、
「命をいただきます」という、
食物の恵への感謝だといいます。
肉や魚にしろ、野菜・穀物にしろ、
私たちが食べ物として身体に取り込んでいるものは、
命あるものばかりです。
その命を、自分たちの命のために
ありがたく頂戴する、
そういう意味だそうです。
だからかな?
「いただきます」の時に、
胸の前で両手を合わせ頭を下げることを、
子どもの時から躾けられてきましたが、
これはまさに合掌のポーズです。
意味を知る以前より、
言葉と動作を通じて、
食べ物をいただくことへの感謝を
教えられてきたのですね。
現在学校の子ども達を見ていると、
偏食が多いのが気になります。
加えて、
「これきらいだから食べない」
「これまずいから食べない」
と平気で口にする子もいるのです。
食材や味付けなど、
個人の好みもあるでしょうが、
食べ物の命をいただいている、
ということに気づかせ、
感謝の念を抱けるようにすることが
大事なんじゃないかなあと
改めて思いました。
これができるのは、やはり家庭でしょう。
そしてもちろん学校給食も重要な場です。
頭を下げて
「いただきます」
子ども達に伝えていきたい大切な言葉ではないかと
思います。
読んでくださってありがとうございました。