子育てのプロジェクトリーダーは他の誰でもない親なのです〜才能の見つけ方 天才の育て方を読む2〜

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

「才能の見つけ方 天才の育て方」
by石角友愛(文藝春秋)

感想の後半です。

「ギフテッドという才能〜才能の見つけ方、天才の育て方を読む〜」では、

・『ギフテッド』とは?

・『ギフテッド』は見逃されがち!

ということについて書きました。

今日書くのは、

身近な環境、家庭特に保護者の関わりについてです。

子育てのプロジェクトリーダーは親である!

アメリカは『ギフテッド教育』の最先端プログラムが

そろっています。

親は、自分の子どもが『ギフテッド』と気付いたら、

どのプログラムがその子にとって一番よいのかを

考えて選択することができるのだそうです。

日本では、まだそこまで選択肢はありませんが、

親としてできることはあると思います。

第6章では、「親としてできること」として、

天才児を育てた母親の談が掲載されています。

image

ジェーン・アンドレイカさんのトークより

15歳にして膵臓がんの検査法を開発した

ジャック・アンドレイカさんの母親である

ジェーンさんは、次のように語っているそうです。

①結果を褒めない:褒めるのはプロセスである

②答えは絶対に教えない:教えるのは解答にたどり着くためのプロセス

③アイディアブックを活用する:何か思いついたことやアイデアを記録するノートを持たせる

④簡単な成功などない:粘り続ける強さが大事

⑤世の中の問題は、実は最高のチャンスである

⑥親の辞書に「面倒くさい」はない

 

サミさん:ギフテッドの女の子の母

小学校低学年と高校は絶対に妥協するな

小学校低学年は、すべての学習の基礎となる大事な時期。

高校時代は、大学進学への選択をする大事な時期。

だから、これらの時期は親のサポートが何よりも重要

ということのようです。
著者が述べた大きな意味がある言葉があります。

「子どもの才能を見つけて伸ばす」という20年近いスパンにわたる
壮大なプロジェクトのプロジェクトリーダーは、他の誰でもない、
子どもの親しかいない、ということを忘れてはならない。

第7章では、ホームスクールの進め方

第8章では、日本でもできるギフテッド教育

と題し、有用な情報がたくさん書かれています。

image
今まで私が関わってきた親子の中には、

お子さんの発達の悩みや才能の伸ばし方について、

真剣に悩んでいる方も多かったです。

公立学校でできることは限られていて、

その悩みにピンポイントのアドバイスをすることは

難しく思っていました。

しかし、本書には、その子に応じた教育のヒントが

多く書かれていると思いました。
子どもが自らの才能に気づき、伸ばすためには、

その子を取り巻く環境が重要な鍵となります。

子育て、教育、それぞれの立場の大人が、

しっかりと手を組んでサポートすることが

大切であることを学びました。

もし、うちの子も・・・

と思われる方は、巻末にチェックリストもついていますから、

お読みになるとよいと思います。

才能を埋もれさせず、自分らしく生きられる社会のために、

教育の力を信じたいですね。
読んでくださってありがとうございました。

メルマガ「ジブイクのすすめ〜自分ハッピーで生きていこう!〜」

なりたい自分になってハッピーに生きる!みこりんの無料メールマガジンです。

誰でもなりたい自分になれます!
読んだ人が元気になって、毎日を自分ハッピーで過ごせるような話題をお届けしています。

お名前とメールアドレスをご記入の上、完了を押すだけです♪ぜひご登録お願いします♪♪

登録は、こちらをクリック♪

 

この記事を書いた人

みこりん