子どもには本物に触れる体験をさせたい・・・と思ってきた

教員時代、子どもたちには学校内にいてはわからないことを体験させたかった。リアルでもバーチャルでも、身近でもいいので、本物に触れさせたいとも思ってきた。

こんにちは

マナビツナグヒトのみこりんです。

教員時代、

子どもたちには、

学校内にいてはわからないことを体験させたかった。

リアルでもバーチャルでも、身近でもいいので、

本物に触れさせたいとも思ってきた。

体験したことは身につきやすい

体験の効果は複数あるが、ここでは3つあげたいと思います。

①興味・関心が高まる

教室内でも学びも、基礎・基本を身につけるためには

欠かせないものです。

しかし、それだけでは、学習に対する意欲を維持することは

難しいでしょう。

そこに、体験が加わると、同じようなテーマの学習でも、

子どもたちの態度がガラリと変わります。

例を挙げると、

工場の仕事について教科書から学ぶよりも、

実際に見学した方が意欲が高まります。

国語の物語も、読み取る学習も必要ですが、

そこに劇化を入れると、より生き生きと

情景描写や人物の感情を

理解しようとする意欲が高まります。

②体験したことは記憶に残りやすい

記憶には短期記憶と長期記憶があります。

長期的に記憶を保持したい場合、

有効な手段として知られているのが、

具体的なイメージとつなげること、

感情的な体験と結びつけることです。

先の例に挙げた工場見学は、

実際に機械の振動を感じたり、

製品が完成するまでの工程を見ることで、

教科書の文字よりも、

記憶に残りやすくなります。

③体験が人生を変えることもある

子どもの頃に強い印象を受けた

事柄や人、

そこから自分で決めた人生の一歩を踏み出す人も

いると思います。

学校の体験だけではそこまでのインパクトはないかもしれませんが、

学校時代の先生の影響で教師になった子や、

なにか特筆できる能力を開花させた子は、

多いものです。

学校だけが社会ではない

そんなことから、

学習と具体的な体験を統合することを試みたものです。

給食の献立から家庭科の栄養の学習につなげたり、

校内の安全施設を調べることから町の安全について学んだり、

校内でも十分、学習はできます。

栄養士さんや用務員さんにゲストティーチャーとして

参加していただくこともありました。

とはいえ、校内だけだと限度があります。

そしてそこだけだと、

子どもたちの世界校内限定になってしまう、

ということも悩みどころでした。

校外学習や他者を呼んでの体験学習は

とても手間がかかります。

でも、非日常体験を味わえるのは、

校外での活動外部の方とのふれあいだったり

するのです。

そして、その体験はおそらく一期一会

忘れられない記憶となるはずです。

なので、地域内外の場所での体験、

人との触れ合いを学習活動も、

取り入れることが大切だと思います。

学校は、校内や行政提供のサービスで

ほとんどのことを賄えてしまうので、

わざわざ外部の資源を

探す必要はありません。

しかし、

子どもたちに社会を体験させたいのであれば、

外部へ、有効な資源を求めることも

必要だと思います。

今いる世界では知らないことを

体験できる機会を作れるのは教師なのです。

だから、風穴を開けたい!!

学校を去った今でもその気持ちを持っています。

フリーの先生になるっていうのは、

その思いがあるからなのかもしれません。

久しぶりにその気持ちを思い出したので書いてみました。

来週は、元勤務校にユメカキファシリテーターとして、

心のキャリア教育を実施してきます。

読んでくださりありがとうございました。

昨年の実践はこちらからお読みください。

夢をかなえるためのキャリア教育~内なる自分との対話から~

http://micorin55.com/archives/2454

まんが教育は未来を創る最強ツール!!~キャリア教育のまとめを行いました~

http://micorin55.com/archives/3724

慎泰俊さんが、子どもたちに講演をしてくださいました

http://micorin55.com/archives/3586

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この記事を書いた人

みこりん